高齢者福祉、若年者の教育、子育て支援、被災地など全国各地の地域振興、貧困問題…日本は様々な社会的課題を抱えています。私達は、重要な社会課題に取り組んでいる起業家を支援したいと考えています。
なお、海外の社会課題(貧困、健康、国際開発など)に対して取り組んでいる起業家にも、ファンド総額の10%を上限に、支援していきたいと思います。
IMPACT INVESTMENT
KIBOW社会投資とは
~可能性を信じる投資〜
私たちは、社会課題を解決し、希望を創る起業家のためにインパクト投資を実施しています。
インパクト投資とは、財務的リターンのみに留まらず、
社会・環境にポジティブな変化(=インパクト)を生むことを意図する投資行動を指します。
様々な社会課題に対して、投資を通じて解決を図り、投資後はインパクトを評価することで、社会の進化を確認します。
KIBOWのアプローチ
KIBOWはベンチャー企業を対象にインパクト投資を行います。投資先企業の事業成長を加速することで、社会が大きく変わることを目指します。通常のベンチャーキャピタルとは異なり、投資先企業には、財務的リターンだけでなく社会に大きなインパクトを生み出すことを期待しています。
投資先への支援の仕方は、以下のようなものが含まれます。
- 株式への投資
- 経営チーム拡充のための
採用活動支援 - 戦略を決めて実行する際の、
ディスカッション・パートナー - ソーシャルメディアを通じた、
パブリシティ向上
多くの社会起業家を輩出しているグロービス経営大学院のネットワークを活用し、さらに多くのベンチャー企業を成長に導いてきたグロービス・キャピタル・パートナーズのノウハウも活かして、投資・成長支援をしてまいります。
KIBOW社会投資の対象
以下の条件を満たす企業が、私達の投資ターゲットとなります。
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深刻な社会的課題に対して、取り組んでいること
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事業を通じた課題解決を志向しており、収益モデルができていること
ここで言う「事業」は、何らかの金銭の授受を伴うものです。助成金や寄付金に依存するのではなく、事業を通じて収益を上げる仕組みを作り上げた企業が、出資対象となります。
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出資(株式投資)が可能な法人形態を取っていること
私達は「貸付」ではなく、「出資」という形態で資金を提供します。通常、1000万円-1億円を出資し、その対価として、10-20%程度の株式持分を取得します。特定非営利活動法人や、財団法人、一般社団法人などの非営利組織は、今回のファンドでは投資対象としていません。ただし、営利法人(株式会社、組合など)を新たに設立していただければ、その法人に出資をすることは可能です。
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事業を規模化する力のある経営者が存在すること
優れた社会起業家は、磁力、思考力、動力の3つを兼ね備えており、ヒト、カネ、モノなどのボトルネックさえ解消されれば、事業を規模化し、社会的インパクトを極大化する力を持っています。私達はそのような可能性を秘めた社会起業家に投資をしたいと願っています。
KIBOWのハラスメント・ポリシー
ハラスメントは人権にかかわる問題であり、KIBOWは当財団内、KIBOW社会投資ファンドの運営チーム内、及びKIBOWの投資先・投資検討先の役職員の皆様に対するハラスメント行為を許容しません。
KIBOWは以下を実行します。
- ハラスメントを許容しない方針の策定、
およびパートナーによるコミットメントと実践 - ハラスメントの防止と対応体制の整備(注)
- 継続的な教育、研修による意識醸成
- 起業家のエクスペリエンス向上に向けた
定期的なレビューと改善
(注)KIBOW社会投資ファンドの関係者から、何らかのハラスメントを受けたと感じる方は、以下の相談窓口にご連絡をください。
相談窓口連絡先:永沢総合法律事務所 (担当:永沢徹弁護士 kibow-hotline@nagasawa-law.gr.jp)