2月6日、南相馬市民情報交流センターにて、相双地区では初めての「KIBOW福島@南相馬」を開催いたしました。9団体が出場し、それぞれの取り組みについて思いを込めてプレゼンしました。特別審査員には、東京大学医科学研究所の上昌弘特任教授、一般社団法人あすびと福島の半谷栄寿代表理事、俳優でKIBOW評議員の辰巳琢郎氏をお迎えし、ご講評をいただきまし た。受賞された皆さん、おめでとうございます!
優勝(50万円):
特定非営利活動法人浮船の里 理事長 久米静香さん
「小高天織プロジェクト」(南相馬市)
準優勝(25万円):
株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役 和田智行さん
「小高に女性が働く風景を生み出す!ガラスアクセサリー工房兼ショップの開設」(南相馬市)
第3位(10万円):
Mowing (設立予定) 佐藤健太さん
「草刈りを仕事に!帰村宣言後の飯舘村の環境整備を担う企業の設立」(飯館村)
辰巳賞(5万円):
ワハハマ(合同会社設立準備中) 古谷かおりさん
「浜通りを走る!ワハハマBOOKS&BREAD」(広野町・楢葉町)
上賞(5万円):
ベテランママの会 会長 番場さち子さん
「エンディングノートづくり」(南相馬市)
半谷賞(5万円):
一般社団法人日本ガーデンハックルベリー協会 代表理事 牛来定夫さん 事務局 黒川朋広さん
「じいちゃんたちが希望をつくるガーデンハックルベリーの郷づくり」(南相馬市)
代表理事の堀、KIBOW事務局がTwitterで当日の様子を発信いたしました。ぜひご覧ください。
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KIBOW南相馬スタート!
KIBOWが初めて相双地域で開催します。会場は、満杯で熱気ムンムンです。
KIBOW南相馬が始まった。トップバッターは、ワハハマ・ブック&ブレッドの古谷かおりさん。相双地域にいる作業員と住民との軋轢がある。だから、食と娯楽の屋台村をつくる。そのために、本とパンを届けるワゴン車をつくりたい。
KIBOW南相馬の2番手は、エンディングノートの作り方(ベテランママの会会長の番場さちこさん)。自分史の振り返り・これからしたいことを記して、明るいことを前向きに生きているようにしたい。
KIBOW南相馬のプレゼンター3番手は、なみえ復興街づくり協議会理事原田雄一さん。浪江町の町外コミュニティを作りたい。
KIBOW南相馬4番手のプレゼンターは、南相馬市小高出身で、現在会津に避難中の和田智行さん。50歳以下の女性のうち15%しか、小高に戻らないと言う。だから小高地区に女性が働く風景を生み出すランプワークのアクセサリー工房を作りたい。
KIBOW南相馬の5番手のプレゼンターは、日本ガーデンハックルベリー協会代表理事の牛来定夫さん「じいちゃんがたちが、希望をつくる。ガーデンハックルベリーの郷づくり」。じいちゃんだって成せば成る。そこで、「成すジャム」を製造・販売へ。
辰巳琢郎さんが、「成すジャム」の試食中@KIBOW南相馬。くいしん坊万才!
KIBOW南相馬の6番目のプレゼンター。飯館村より。帰還意向者は3割未満。だからこそ「帰村宣言後の飯館村の環境整備を担う企業の設立」を!
KIBOW南相馬の7番目のプレゼンターは小高天織プロジェクトの久米静香さん。小高で桑を育て、蚕を育て、繭にし、絹糸を紡ぎ、四季折々の小高の自然で染色し、小高の住民が手作業で織り上げる活動をしている。
KIBOW南相馬の8番手のプレゼンターは、東京・大阪出身で、震災後に南相馬に移住したプログラマー兼デザイナーの森山貴士さん。「地域を変えるヒーローを生み出す社会をつくる」。
KIBOW南相馬の最後のプレゼンターは、フロンティア南相馬の松村荘次郎さん。子育てしながら働ける場の創造と、放射能に負けない六次化商品の開発。具体的にはコットンパールの開発等だ。
KIBOW南相馬。交流会の雰囲気。
KIBOW南相馬の審査員室の雰囲気。辰巳さん、上さん、半谷さんと僕。受賞者と特別賞が決まりました!
いよいよ投票結果の発表です!
3位は、草刈りを仕事に!Mowingの佐藤さん
2位は、ガラスアクセサリーの和田さん!
そして優勝は、小高天織プロジェクトの久米さんです!
特別審査員の半谷さんより講評をいただき、特別賞をガーデンハックルベリーの牛来さんへ!
続いて特別審査員の上さんより講評をいただき、特別賞をエンディングノートの番場さんへ!
最後の講評は、評議員の辰巳さんより。辰巳賞はワハハマの古谷さんへ!
堀より、総括講評です。「可能性を信じて一歩を踏み出そう!ここにいる皆さんで、南相馬を明るく前向きに復興させてください」
KIBOW南相馬の表彰発表後は、先ずはプレゼンターと審査員とで集合写真をパチリ。
KIBOW南相馬の最後は、参加者全員で「KIBOW」と叫んで、集合写真におさまりました。皆さん、お疲れ様でした、相双地域を盛り上げていきましょう。